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44 明るい朝に集う家族のための家

明るい朝に集う家族のための家
横浜市南区の住宅地に計画した木造2階建ての住宅です。 
建主さんは共働き。家族で一緒にいる時間はどうしても限られてしまうそうです。 だから朝の時間を家族みんなで過ごす明るいダイニングがつくりたい、そんな建主さん家族の気持ちを大切にした計画です。

朝の光を大切にした、暮らしやすい住まい

一年を通じて朝の光がダイニングに届くようにします。そのために開口部の位置と太陽の角度・向きについて注意深くシュミレーションをします。リビングダイニングとキッチン、それと夫婦の書斎コーナーとはぐるっと回れるプランで連続し、つながります。使いやすく暮らしやすい住まいです。

43 小網代の森に向かう門のような家

小網代の森に向かう門のような家
神奈川県三浦市に計画した、木造二階建ての住宅です。
敷地の先には小網代の森が広がります。また日当たりの良さを生かした畑で野菜や花々をつくりたい、そんな希望を建主は持っています。これに加えて、将来この家の一部を使って小さなカフェや雑貨を扱う店をはじめたい、そんなふうにも考えています。

光や風のとおりみちのような、家事と暮らしを楽しむ住まい

門のような外観、森へ続く土間、その先のデッキ、離れのように計画した和室や納戸などによってできる、光や風のとおりみちのような空間が、さまざまな使い方へとイメージをふくらませます。小網代の森の風景と共に生きながら、家事と暮らしを楽しむ、そんな住まいの計画です。

38  旗竿地に建つ光と風に包まれるライブラリーのある住まい

旗竿地に建つ光と風に包まれるライブラリーのある住まい
東京都世田谷区の旗竿地に計画した狭小都市型木造二階建ての住宅です。
旗竿地で克服しなければならない採光と通風の問題をどのように解決するか、そして囲まれているが故に内側に集束していく視線をいかに開放してゆくか、その解を明らかにしようとした計画案です。


光と風がつくる視線の動きと空間の息吹

一階から二階に上がってきたときに目に入る正面の本棚に導かれて、視線はその奥のキッチンへ、そしてその先の窓の光へと向かいます。そして視線はそのまま傾斜した天井に沿って上がって行きます。天井にはルーバー付きの天窓。その先には鮮やかな緑色の壁面と高窓。さらに視線は移動して、その脇の室内に侵入してきた光庭のようなテラスに行き着きます。テラスの先には囲まれた小さな庭と広がる空があります。
この視線の動きと、空間全体に流れと動きを与える採光と通風が連動します。この息吹が室内全体に生き生きした雰囲気をもたらすのです。

温かみのあるリラックスしたラウンジ=ライブラリー

生気に満ちた光、穏やかに抜けていく風、そんな自然な心地よさを持つラウンジ=ライブラリーが生まれます。そしてそこで得られる温かみのあるリラックスした時が、ここに住まう家族を包み込んでいく、そんな住まいです。

36 空へと続くはしごのある立体的な狭小都市型住宅

東京都杉並区の旗竿地に計画した狭小都市型住宅です。
夫婦と子供一人の三人家族ですが、夫婦はどちらも多趣味で、とにかくそれぞれに趣味の部屋が必要、荷物も多いし・・・ということでした。
また建て込んだ周辺環境のなかで、どのように明るく気持ちの良い空間をつくることができるかを検討する必要がありました。

天井の高い立方体のような L・D・K

平面はコンパクトで無駄のないものですが、天井高を可能な限り高くして、空間のヴォリュームを大きくした計画です。天井を高くしたことで、趣味室の上にいろいろなものをしまったり飾ったりできるロフトを確保することができます。その結果、L・D・Kは立方体のようになり、どこか不思議な空間になっています。

光が語らう庭のような L・D・K

高い天井、豊かな表情を伴って窓やトップライトから入ってくる光、空へのびるはしご。静けさや平穏さ、光に染まる壁。あたかもこの場所は、光が語らう庭のようです。そんなL・D・Kを持つ家をデザインしました。

33 心地よい日向と菜園での日々を楽しむ家

東京都町田市に計画した木造二階建ての住宅です。
公園に面した敷地につくる二匹の猫と楽しく暮らす夫婦のための菜園付の住まいです。


中庭と吹抜けの日向のある家で二匹の猫と暮らす

庭の先は緑豊かな公園が広がります。また野菜作りを楽しむために、菜園から中庭のウッドデッキを通って直接洗面所や台所へとアクセスできる動線を計画しました。
吹抜けとしたリビング・ダイニングは、一日中心地よい日向になります。
明るく伸びやかに毎日の暮らしを猫たちと一緒に楽しむ、そんな家です。

30 中庭を囲む穏やかな家


東京都国分寺市に計画した木造二階建ての住宅です。
周囲に気兼ねなく自分たちの暮らしが伸びやかに自由にできること、そのように希望する夫婦と子供一人のための住まいです。

壁で囲まれた中庭と室内が一体になる柔らかな連続性を持つ住まい

プライバシーを確保しながら自由に楽しく暮らすための、中庭を囲む家です。
壁で囲まれた中庭と室内が連続し一体となって、家に広がりと豊かさをもたらします。
外観はシンプルに、内部は穏やかで豊かな空間になることを目指しました。
季節によって移り変わる光や風を感じながら、いろいろなところで思い思いにくつろげる、柔らかな連続性を持つ住まいになったと思います。

29 親密な光の気配を内に持つくっきりとした外観の家

横浜市磯子区に計画した木造二階建ての住宅です。
敷地は遠くに海を望むゆったりとした分譲地にあります。夫婦と子供一人が住む家です。

光豊かな天井高3M広さ20帖のゆったりとした空間での暮らし

生活の様々なシーンが、天井高3M約20帖の広さのゆったりとした空間で展開します。
窓から導入される様々な光が、親密な気配をもたらし、明日の暮らしのための家をかたちづくります。

合理的で耐震性に優れるくっきりとした輪郭の直方体

建物はくっきりとした輪郭のすがすがしい直方体とし、合理的で耐震性に優れるものとしました。周辺環境に配慮し、隣接する建物と十分距離をとって配置し、光や風をいきわたらせるよう配慮しました。

23 段状シルエットの中に立体的な空間を持つ住まい

横浜市青葉区の段状の敷地に計画した木造二階建ての住まいです。
暮らしを大切にして、ヴィンテージカーも大切にして、何よりも家族を大切にする建主のための家です。


吹抜けと開口部からの光が暮らしを立体的な空間へまとめあげていく

趣味のヴィンテージカーが見えるリビング・ダイニング、そしてその先の南側の明るいウッドデッキへと空間が連続していきます。また北側のリビング上部の吹抜けが、家全体を一体の空間へとまとめあげていきます。随所に的確に配置された開口部からの光が、室内空間全体に陰影を形づくり、立体的で生気にあふれた空間へと導いて行きます。

段状のヴォリューム、三角形の大きな庇

内部空間の要請に沿った段状の四角いヴォリュームとヴィンテージカーをフレーミングする道路側の三角形の大きな庇の外観が印象的な住宅です。

22 静かな中庭を持つ外に開かれたコンクリートの住まい

千葉県旭市の海岸沿いの町に計画したセカンドハウスの計画です。
セカンドハウスを主体とした温泉つきの新しい分譲住宅地のためのコンセプトとプロトタイプ住宅です。

私的区分を開放する共有の小径が実現する新しい暮らし

分譲敷地内に住民が自由に通れる共有の小径をつくり、敷地という考え方を拡張します。財産としての土地区分から開放され、まわりの家々と一体となった住宅群とそこで展開されるセカンドライフは、豊かな体験として、人々の心の中で成熟されていきます。


私的な空間と公的な空間との相互関係の構築

計画した住宅は、閉じて静穏で自己を大切にする私的な空間と、周囲を行きかう人と共につくりあげていく開いた暮らしを実現する公的な空間との、相互関係の構築の仕方を提案します。個人としての静かな場を持ちながら、周囲の様相と一体となって暮らせる住宅です。

21 光に満たされる高天井の上品な黒い家

光に満たされる高天井の上品な黒い家
東京都稲城市に計画した木造二階建ての家です。
敷地は里山の風情を残す高台にあります。建主は若い夫婦。趣味は多彩、そのためのスペースも必要です。落ち着いた暮らし、明るく暖かな住まいを作りたいとのことです。

天井の高い主室を二階に配置して採光と日射を確保する

南東側と南西側に隣地の建物が接近して建っており、採光と日射を確保するため、天井高の高い主たる室を二階に配し、高窓を設けて南側からの暖かな光を室内に導きます。北西側に設けた連続する大きな横長窓からは、公園や山裾や遠く稲城の街をのぞむことができます。

光に応じて色合いが変化する上品な黒い外壁

外壁は、黒い塗装ガルバリウム鋼板としました。厳密には鈍く輝く深いグレーです。光の変化に応じて、色合いが変化する上品な表情を纏います。塗装ガウバリウム鋼板は耐久性が非常に高く、耐汚染性にも強い、美しい素材です。

20 相模湾を望む白い大広間の家

相模湾を望む白い大広間の家
神奈川県横須賀市に計画した鉄筋コンクリート(RC)造の大きな二階建て住宅です。
敷地は海岸沿いの通りから少し上った高台にあり、相模湾や富士山を望むことができます。周辺環境に配慮したうえで、眺望や敷地特性を生かした住宅が求められました。

相模湾を望む白く輝く52帖のリビング・ダイニング・キッチン

建物は上下ふたつの階によって構成します。一方は三つのゲストルームとこれらに付属するユーティリティーなどをおさめたアプローチ階、その先には広い平らな芝生の庭が広がります。
もう一方は夫婦の普段の暮らしが行なわれる主階です。主階に設けた広々とした白く輝く大広間としてのリビング・ダイニング・キッチンは、幅10.8m奥行き9m(約52帖)の広さ、その一角にパティオ(約12帖)をつくります。床は白大理石で張り上げます。ここから相模湾を眺め、その向こうに富士山を望むことができます。この広間を囲むように書斎や納戸、寝室やユーティリティーなどを配置します。

10 狭小都市型二世帯住宅の収納計画をとおして


狭小都市型二世帯住宅の収納計画をとおして
東京都品川区に計画した狭小都市型住宅です。
No.05 ごくあたりまえでシンプルな生き方の家の発展形としての計画です。

一階に親世帯、二階に子世帯LDKと書斎、三階に子世帯寝室と水周りを配置

二世帯住宅で一階に親世帯(単身)、二階と三階が子世帯という二世帯住宅の計画は変わりないのですが、二階をリビング・ダイニング・キッチンと書斎として、三階に道場のような畳の寝室とトイレ・洗面室・浴室を設ける計画としています。

収納計画を建築としてスタディする

この計画では膨大な蔵書やCDやレコード、食器や食材など、そして仕事関係の資料などをどのように収納していくのかもこの計画の大きなテーマでした。現在持っているものなどの調査を建主と共に丁寧に行ない、それらをどのように分類し整理し収納するか、そしてそのためにはどのようなスペースが必要か、ということについてスタディーを進めます。

07 鈍い光沢を放つ金属板のなかに雲のような広がりを持つ家

鈍い光沢を放つ金属板のなかに雲のような広がりを持つ家
東京都港区の閑静な住宅街の一角に計画した鉄筋コンクリート(RC)造の三階建て住宅です。
住まいやビルトインガレージのほか、職住近接住居として仕事部屋やAVルームなどが求められています。

シルバーグレーの鈍い光沢で覆われた直方体

単純な輪郭を持つ直方体の形状がシルバーグレーの鈍い光沢を持つ金属板で覆われます。その表面は、周囲の風景をかすかに映しこみながら、時の移ろいのなかで存在感を増して行きます。

三層構成の建物を階段・EV・光と風の吹抜がつなぐ

建物は三層構成とし、一階にビルトインガレージ・仕事部屋・AVルーム・客間を配置します。二階には主寝室・子供室・洗面室や浴室・納戸を配置します。三階にはワンルームのリビング・ダイニング・キッチンとパティオ、バルコニーを設けます。これらを階段・EV・光と風の吹抜がつなぎます。

トラバーチン、白い天井、木目の壁面収納、白く輝くカーテン、雲のような広がり

三階は、雲のような広がりを持つ リビング・ダイニングスペースになります。トラバーチン(大理石)の床、白い天井、床から浮かび上がった木目の美しい壁面収納、光によって様々な表情を魅せる白く輝くカーテン。穏やかな風と美しい光に満ちた住まいです。

06 菜園と第二の人生を楽しむための家

菜園と第二の人生を楽しむための家
千葉県御宿町に計画した木造二階建ての住まいです。
現役から引退し、第二の人生をこれから楽しむ夫婦のための、新しいはじまりの家でもあります。
敷地は造成地ですが、背後には木立がつながり、菜園を楽しむための素敵なロケーションが広がっています。ゆるやかな雛段状の造成地のため、遠くに太平洋の広がりを感じることができます。

田の字型プラン、ぐるっと回れる生活動線の家

建物は伝統的日本家屋の基本形である田の字型プラン、ぐるっと回れる生活動線の家です。外観はシンプルですっきりとした切妻屋根の輪郭。玄関とポーチがそこから低く延びています。

家と菜園のつながり

ポーチに立てば、実りの菜園の広がりを眺めることができます。水周りは母屋と少し離れた別棟につくります。菜園で作業した後、このつなぎ目から直接台所へ収穫物を届け、また土のついた作業着のまま洗面室に直接入れるようにします。

夫婦それぞれの書斎とアトリエ

二階には夫婦それぞれの書斎とアトリエ、寝室を設けます。書斎からは遠く太平洋のきらめきが、アトリエからは菜園の様子を眺めることができます。

菜園とこれからの人生を楽しむことを暮らしの真ん中においた、そんな住まいのデザインです。

05 ごくあたりまえでシンプルな生きかたのための家

ごくあたりまえでシンプルな生きかたのための家
東京都品川区の町工場と住宅が密集する地域に計画した狭小都市型の三階建て住宅です。
建主夫妻と子供二人および建主の母親の五人が住む二世帯住宅として計画しました。

盛りだくさんの要望をシンプルなありかたへ再構成

構造は軽量鉄骨造で計画しました。建主さんのご希望は盛りだくさんではありましたが、あえてそれらをシンプルなありかたへと再構成することで、暮らしの基盤となる場所を再構築する、そんな住まいを考えました。

玄関は共有、水周りとキッチンは別とした二世帯住宅

一階に親世帯(単身)、二階・三階が子世帯が住む場所です。玄関は共有としましたが、水周りやキッチンはそれぞれにつくります。

周辺環境に溶け込みながらも力強く建つ

道路に面した二階・三階のバルコニーには鉢植えの植栽を置いて、それらが通りからみえるように手摺の形状などを考慮しています。周辺環境に溶け込みながら、同時にこの場所に力強く信念を持って建っている、そんな佇まいを目指します。

たとえれば、ごくあたりまえでシンプルな生きかたのための家、「素のうつわ」です。

04 地域の風景と暮らしをつなぐ家

地域の風景と暮らしをつなぐ家
福島県いわき市に計画した二階建ての木造住宅です。 
昔からの住宅がならび、ご近所のコミュニティーもしっかり残る地域での計画です。敷地は両親が住む敷地を分筆した土地。地域に住むということ、そこでの家づくりとはどのようにあるべきなのかなどについて考え、それを実践できる家が求められていました。


両親の家と母屋と離れで囲まれた共有の菜園

両親の家に隣接して新しい家を計画します。新しい家は母屋と離れのようにしてつくる和室のふたつで構成します。両親の家と母屋と離れで囲まれたところに共有の菜園をつくります。

通りに面した飾り窓、菜園に面した縁側、地域の人とのつながり

離れとした和室の通りに面した部分に花や茶器などを飾る小さな窓をつくります。また離れの菜園側には縁側をつくり、近所の人や両親やこの家の家族がなんとなく座っておしゃべりができる場所をつくります。

菜園、とおりにわ、作業場がつなぐ暮らし

母屋は二階建て。一階にはぐるっと回れるプランのLDKと、通りに面したスタディーコーナーをつくります。キッチンの奥に洗面室を配置。洗面室から菜園前につくったとおりにわと作業場に直接出ることができるようにします。

隣接して建つご両親の家と新しい家とを、昔からある暮らしと新しい暮らしとを、そして地域の人々の暮らしを、この住宅が適切な距離感でつなぎ、また継承し育んでいく、そんな計画です。

03 趣味を楽しむインテリアの住まい


趣味を楽しむインテリアの住まい
スケルトン・インフィル形式で計画されたコーポラティブハウス、その内部住居のデザインです。
二つの異なるタイプの計画を行ないました。いずれのタイプもメゾネット形式です。

白く輝くモダンデザインと煤けたヴィンテージバイクの匂い

Lタイプは白を基調としたモダンデザインの家。白い大理石の床、白く塗られた壁と天井、大きなガラス、そんなモダンインテリアです。天井までのガラス窓には縦型ブラインド、浴室前には竹で編んだフェンスでゆるく囲まれたデッキをつくります。
Nタイプはガレージハウスのような趣。自転車やヴィンテージバイクの修理工場かアトリエのような、少し機械油の匂いがするぐらいのハードな感じ。二つの階をつなぐ階段は黒漆喰の真っ黒な階段。

この場合はインフィルのデザインですが、リフォームやスケルトンリフォームのデザインとしても捉えることができるように思います。

02 エピソードが紡ぐ家


エピソードが紡ぐ家
福島県いわき市の新しい住宅地に計画した木造二階建ての住宅です。

公的な部分と私的な部分とに明確に構成

大きな敷地はL型の建物によって性格付けられ、公的な部分と私的な部分とが明確に構成されます。建物内部も家族皆で共有する部分と個人的な諸室とにゾーニングされています。

ベンチや高窓などの小さな建築要素が紡ぎだすエピソード

各所にちりばめられたベンチや高窓などの小さな建築要素は、少々堅苦しい全体構成をやわらげ、よりリラックスした住まいの日々の楽しさへと、住む人々を誘い、エピソードを紡いでいくことでしょう。