東京都大田区に計画した長屋形式の集合住宅です。
敷地は閑静な住宅街の一角、歩いてすぐのところには美しい池や散歩道が続きます。敷地の中には立派な桜の木がありました。この桜を残しながら、16戸の住宅およびそのための機械式駐車場を計画します。
周辺環境に配慮した、雁行配置・メゾネット型、地下一階地上三階の集合住宅
敷地周辺の落ち着いた環境になじみ、また近隣の人も桜の木を眺めることができるように、建物をふたつのブロックに分けます。それぞれの住戸ユニットは雁行して配置され、外に向いたバルコニー同士の干渉を避けながら、通りに面した外観に分節とリズムをつくります。個々の住戸はメゾネット型とし、それを上下左右に重ねた、ドライエリア付地下一階と地上三階の建築です。