鎌倉市七里ガ浜の閑静な住宅街に計画した、地下一階・地上二階建ての住宅です。
暮らしの中に海がみえる、そんな家を作りたいという強い気持があります。
大切にしている家族と愛犬、三台の愛車と共に、生き生きと暮らせる場所、そんな住まいが求められています。
表情豊かな吹抜けがつなぐ家の中のさまざまな場所
海に向かう二階の大きなワンルーム型のL・D・Kを中心に、三台分のガレージ、庭に広がるウッドデッキ、屋上にはジャグジーと、この地での暮らしを楽しむための住まいです。地下から二階までつづく吹抜けにトップライトからの光が差し込み、家の中のさまざまな場所や気配をつないでいきます。
海に向かう白くピュアなヴォリューム
敷地に沿って配置したＬ型のユーティリティーゾーンと、海に向かって角度を振った四角いヴォリュームとを組み合わせて計画します。白くピュアな外観と広々とした内部空間が、この特色ある場所での優雅で美しい暮らしを実現します。
海へと向かう強い憧れが、建物に角度を生み出しました。
二階のL・D・Kと1階の寝室がこの角度をつけた空間の中に設けられています。海は真正面にあります。
これを囲むように、生活に必要な諸機能を配置します。角度をつけた空間と生活のための諸機能との間にできたスペースは吹抜やテラスとなり、家全体に光や風を導き、明るく気持ちの良いすまいを生み出します。
一階・二階共に、行き止まりのない平面計画としました。光や風や楽しさ気持ちよさが、家の中を巡りながら散歩していくようです。地下のガレージから二階までを吹抜けがつなぎます。吹抜けの一番上は全面をトップライトに。この吹抜けは、家の中に満ちゆく光と気配をつなぎ、表情豊かでいつも新しい発見があるような、そんなこの家での気持の中心になります。
周囲の環境に配慮し、またプライバシーを考慮しながら、伸びやかに心地よく暮らせる住まいです。